2016년 4월 1일 금요일

ブログ11

「好きなものを持っていることは楽しい。好きな人がいるのはうれしい。しかし、その喜びはいずれ悲しみに変わる。好きなもの、好きな人はいずれ消えてしまうのだから。だから、好きなものをたくさん持っている人ほど、悲しみもふえる。」
             ―「つめたい夜に」からの引用

 最初に登場する「デューク」という犬はもう世界にいない犬です。デュークが亡くなってから彼女が苦しんで泣いてる時電車から彼女を守ってくれる少年が登場します。その少年に心が騒いだ(さわいだ)けど彼の顔をよく見たらデュークにとても似ている感じがしました。その時から彼女はデュークは永遠(えいえん)に世を去る前に自分を愛してくれた彼女に別れのあいさつをしに来たと感じます。ぐっと胸がつまって、本当にデュークが合ってるかな?と思う瞬間(しゅんかん)、「今までずっと、僕は楽しかったよ。それだけ言いに来たんだ。じゃあね。元気で。」と少年は言いました。彼女はその少年がデュークだとは言いませんでした。でもそうかも知れないと余韻(よいん)を残し、デュークが幸せに世を去ったと読者を考えさせる。私はこれを感じた彼女がもう悲しまないから本当によかったと思いました。

「デューク」の作者江国香織さんは「女性村上春樹」という評価をもらい、「冷静と情熱の間」という長編小説・映画でとてもよく知られています。でもこれ以外にもたくさんの短編小説を書きました。「デューク」は「つめたい夜に」という21篇の短編小説でまとまっている小説集の一遍でたくさんの人に愛されています。

 この小説を通じて江国さんは死とそれに関係がある感情が深くかくれています。でもこのエピソードではそれは完全(かんぜん)な悲しみじゃなくて生の一つの課程(かてい)だとこまごましく言う。愛してるだれかを亡くすこと、それはもちろん悲しくて痛いことだけど、残った人はその痛みを乗り切ること。でも残った人生を続いて進んで行かなくちゃならないということが大事なメッセージだと思います。


 こういう風にあまり長くもない、内容もたくさんじゃない本からこんな深い意味が見つけられるなんては思わなかったです。たしかにこれが短編小説の魅力(みりょく)だと思います。

댓글 1개:

  1. デュークじゃないが、私も一回江国先生の小説を読んだことがあります。あれもとてもきれいな話だったから、デュークもきっとそうですね。読んでみたいです!

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